休日の午後、妹が友達を家に連れてきた。関西出身の、よく笑う友達。妹が忘れ物を取りに大学へ戻り、玄関のしまる音がしたとたん、彼女は笑って言った。「お兄さんの部屋、年下に罵られる音声ばっかりなんやろ。妹ちゃんから聞いてん」。確かめる手間もないまま、彼女は先に、守るべき決まりごとを五つ、ぜんぶ読み上げた。
出したらあかん。手はうちがゆうたときだけ。声はソファの背もたれを噛んで殺す。時間のことはきかへん。感想をきかれたら正直にゆう。壁の時計は裏返されてクッションの下へ、スマホは彼女のカバンへ。テーブルにふせた彼女のスマホが何度ふるえても、妹からの連絡は誰も読まない。いつ鍵がまわるのか、この部屋の誰にもわからなくなった。
耳と乳首を舐められ、根元だけをしごかれ、口に含まれては離される。すんどめのあとに感想を言わされ、十点満点の点数をつけられていく。何度とめられたのかは数えられても、どれだけ時間がたったのかは誰も知らない。そして玄関で鍵の音がしたとき、ようやく一回だけ許された射精は、なかなか終わらなかった。
| サークル | マゾころし |
|---|---|
| 作品形式 | ボイス・ASMR |
| ジャンル | |
| 発売開始日 | 2026年10月06日 0時 |

